2023/10/02 介護予防の推進に!「web版集いのひろば(筑波大学介護予防研究室運営)」×「森永乳業クリニコ」

筑波大学介護予防研究室(教授:山田 実)が介護予防を推進する手段の1つとして運営する「web版集いのひろば」に当社社員が参加。「栄養補助食品」をテーマに山田教授と対談いたしました。

「web版集いのひろば」とは?

「web版集いのひろば」とは筑波大学介護予防研究室がウィズコロナ時代に介護予防を推進する手段の1つとして運営している仕組みです。
介護予防の領域では「通いの場(住民が主体で行う活動の場)」が重要と言われています。感染症などが心配で外出がしづらいなどの状況においても、継続して介護予防を推進できるようにこの取り組みは進められています。

「web版集いのひろば」の参加者には、週に1回メールが配信されます。
配信される内容は、介護予防・フレイル対策の専門家が作成した情報提供の動画や参加者からの質問に対する回答、参加者の近況報告、アンケート等です。
参加者同士が近況報告を通じて、相互にコミュニケーションをとることも可能です。

「web版集いのひろば」に参加することで、生活習慣の改善やフレイルの改善につながることがわかっています。

「Web版集いのひろば」×「森永乳業クリニコ」

このたび当社では、この「web版集いのひろば」で配信される動画に情報提供として、参加いたしました。動画のテーマは「栄養補助食品について」で、第131回(2023年11月20日配信予定)~第137回(2024年1月1日配信予定)、計7回にわたり、山田教授と当社社員との対談形式でお届けしております。
一般の方々に栄養補助食品を身近に感じていただけるような内容となっており、とろみ調整食品の実演などもしております。ぜひ「web版集いのひろば」に参加登録のうえ、配信動画をお楽しみください.

栄養補助食品をもっと身近に

今回、「web版集いのひろば」でご紹介した内容をここで少しだけご紹介!


参考:フレイルとは?

フレイルとは老化に伴い筋力や活動が低下している状態を指します。身体機能の低下だけでなく、閉じこもりがちになる(社会的)、意欲や認知機能の低下(精神的)など、フレイルは多面的な要素が含まれます。健常と要介護の中間的な状態で、要介護に移行するリスクが高い一方、適切なケアによって健常な状態へと戻ることが可能といわれています。
現在、日本の一般高齢者のうちフレイルに該当する方は約10%。また、フレイルに移行する前の段階であるプレフレイルは約40%と、2人に1人はフレイル・プレフレイルであるといわれています。

健康長寿の秘訣は、栄養、運動、社会参加。
感染症による自粛生活の影響により、以前と比べて身体を動かす機会が減ったり、人との交流が減るなど、閉じこもりがちの生活スタイルになった方もいるかもしれません。「そういえば、買い物に行く頻度や人と会う頻度が減ったかも。」、「外出もしないしお腹もすかない。」などと思った方は要注意!

最後に、元気な毎日を過ごすための五箇条をご紹介します。
一、 三食しっかり食べるべし
二、 ニュース(新聞、テレビ)を観るべし
三、 外の空気を吸うべし
四、 歯磨きをすべし
五、 幸せを一つ見つけるべし