私がひとつ成長するたびに、
地域に笑顔が広がっていく。
川野 薫 首都圏B営業部 埼玉支店 営業(NR:栄養情報アドバイザー)
茨城大学 農学部卒 2021年新卒入社
川野 薫 首都圏B営業部 埼玉支店 営業(NR:栄養情報アドバイザー)
茨城大学 農学部卒 2021年新卒入社
将来は食に関わる仕事がしたい。そんな気持ちが芽生え始めたのは、高校時代でした。もともと食べることが好きで、食べることで幸せな気持ちになったり、悲しい気持ちを救ってもらったりと、食に興味がありました。大学では専門的な知識を身につけるため、食品に特化した農学部を専攻。そして就職活動では、主に食品メーカーを中心に説明会に参加しました。当初はラーメンや製菓など嗜好品に当たるメーカーも視野に入れていましたが、そんな時に出会ったのが森永乳業クリニコでした。決め手は経営理念の『予防・治療・介護を通して、一人ひとりのQuality of Lifeの向上に貢献する』に共感したこと。人生100年時代かつ超高齢社会が進む日本において、不可欠な企業だと感じました。特に流動食は『いのちをつなぐ商品』であり、自分もその分野に携わりたいと強く思ったのを覚えています。あとは社員の温かさです。面接後、人事の方とお話をした際に、配属先のことや福利厚生のことなど、本来なら就活生に話すのを避けるであろう質問にも丁寧に対応してもらえたことが好印象でした。
私は現在、病院・介護施設100件程度と、調剤薬局などの在宅チャネルを担当しています。定期的に訪問し、状況の確認からお困りごとを解決するための情報提供や、製品提案を行っています。例えば「食欲の低下で体重が減り、低栄養の状態になっている患者様がいる」というご相談の場合、患者様の食の好みや、食事量など細かくヒアリングした上で「こんな製品はいかがでしょう」と提案をしています。その結果、患者様の状態が良くなったという報告をいただいた時に大きなやりがいを感じます。私はこの仕事で大切なのは関係構築だと考えています。いかに相手に寄り添い、相手が何を求めているのかを考えることを心がけています。今ではお客様からたくさんの相談をいただける関係になりました。「遠いところ来てくれてありがとう」「連絡しようと思った時に来てくれた」など嬉しいお言葉をいただくこともあります。お客様からの感謝の言葉は、自分自身の働く喜びとなり、日々の業務に取り組んでいます。
入社1年目の時の話。とある新規のお客様から「製品を紹介してほしい」という依頼がありました。しかし、その時はコロナ禍による営業活動の制限があり、お客様のもとに訪問することができませんでした。そこでお客様に資料を郵送する際、製品の魅力を書いた手書きのメモを添える工夫をしました。すると後日連絡があり「ここまで丁寧に対応してくれたメーカーはない!森永乳業クリニコの製品を使ってみます。コロナ禍で大変だと思うけど頑張ってください」と高く評価いただいた上に、温かい言葉までかけていただき、涙が出るくらい嬉しかったです。自分の仕事が、お客様の役に立てている実感が沸いた瞬間でした。入社2年目となった今でも相手に寄り添う姿勢は変わりません。営業としてはまだまだ半人前ですが、最近では後輩社員のメンターとなり、育成にもチャレンジしています。しっかり経験と知識を身につけ、将来的には営業をフォローする立場として、製品の企画など違うポジションも経験してみたいです。
就職活動は受験とは違い、明確な方法もなければ正解もありません。不安も大きいと思います。まわりの情報に振り回され、進むべき道を見失いそうになったときは自分を信じてください。「一番信じられるのは自分、裏切らないのも自分」これは、私が就活時に大切にしていたことです。周りにいくら「こうした方がいいよ」と言われても、本当にやりたいことがあれば、絶対に曲げないという気持ちで取り組むべきだと思います。私自身、コロナ禍での就活だったので苦労もありました。でも、その一つひとつが今の自分を構成する上で大事なものとなっています。失敗しても後悔だけはしないよう、全力で挑んでほしいです。
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